ITパスポート試験 令和6年度分 解説

問9 企業の戦略立案やマーケティングなどで使用されるフェルミ推定に関する記述として,最も適切なものはどれか。

ア 正確に算出することが極めて難しい数量に対して, 把握している情報と論理的な思考プロセスによって概数を求める手法である。
イ 特定の集団と活動を共にしたり, 人々の動きを観察したりすることによって, 慣し習や嗜好、地域や組織を取り巻く文化を類推する手法である。
ウ 入力データと出力データから,その因果関係を統計的に推定する手法である。
エ 有識者のグループに繰り返し同一のアンケート調査とその結果のフィードバックを行うことによって, ある分野の将来予測に関する総意を得る手法である。

解説

企業の戦略立案やマーケティングなどで使用されるフェルミ推定に関する記述として、最も適切なものを選びます。

解説:

フェルミ推定とは、イタリアの物理学者エンリコ・フェルミに由来する手法で、正確なデータが入手困難な場合でも、既知の情報と論理的な推論を組み合わせておおよその数値を推定する方法です。例えば、「日本全国で1日に何枚のピザが注文されているか」などの問題に対し、人口や飲食習慣などの情報から概算します。

各選択肢を確認します。

結論:

最も適切な選択肢はです。